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創業者ストーリー

独学Access半年で基幹を自作—「仕組み化」の原点

私が“業務フローを仕組みに落とす”ことに執着する理由

2026年1月22日伊藤翔太4分で読める
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独学Access半年で基幹を自作—「仕組み化」の原点

—私が“業務フローを仕組みに落とす”ことに執着する理由

概要

私はいま「伴走CTO」として、中小企業の業務を“仕組み化”していく仕事をしています。
その原点は、社会人になって最初の会社で Accessを独学して、半年で基幹っぽい仕組みを自作した経験 にあります。

当時はエンジニアでもないし、コードも書けない。
でも「仕組み」を理解して、現場の流れをツールに落とすことはできた。

この記事では、私がAccessで“現場が回る仕組み”を作り切った体験から、
いまの思想(AIを見せない、現場動線、成果責任)にどう繋がっているのかをまとめます。


私がAccessをやれと言われた日

新卒で入った会社を3ヶ月で辞めて、リユース系の会社に転職しました。
最初は正直、「ヤフオクで中古品売ってるだけ…」って後悔もありました。

でも、転機がきます。

ある日、常務からこう言われました。

「お前、Accessやれ」

そこから私は、ほぼ缶詰め状態で、
本屋で本を買っては読み、買っては読みを繰り返して、
データベースって何?リレーションって何? から叩き込みました。


Accessでやったことは「プログラム」じゃなく「業務の翻訳」

今振り返ると、当時私がやっていたことは“コード”ではなくて、
業務フローの翻訳 です。

  • 仕入れた商品をどう管理するか
  • 受注が入ったら何が起きるか
  • 入金確認はどうするか
  • 発送はどう回すか
  • ミスや漏れが起きるポイントはどこか

これを、Accessのテーブルと画面とクエリに落としました。

つまり私は、その時からずっとやってることは同じで、

現場の流れを、誰でも回せる仕組みに変える

ここだけなんです。


半年で作った“基幹システム”の中身(当時の私がやったこと)

半年で何を作ったかというと、ざっくり言えばこうです。

1) 販売管理

  • 商品マスタ(仕入れ・在庫・価格)
  • 販売履歴
  • 利益の簡易集計

2) 受注管理

  • ヤフオクのCSVを取り込み
  • 注文情報の整形
  • ステータス管理(受注→入金→発送)

3) 入金消し込み

  • 銀行データを取り込み
  • 注文と照合して“自動で消し込み”

4) 発送連携

  • 配送会社向けのCSVを自動生成
  • 発送データ取り込みでフラグ更新

今なら当たり前に聞こえるかもしれませんが、
当時はこれをExcelでやってる会社がほとんどでした。

私はその“地獄”を、Accessで壊しました。


私がこの経験で確信したこと

この時に確信したのは、これです。

1) 仕組みができると、人は勝手に強くなる

「覚えること」が減る。
「迷うこと」が減る。
「ミスの芽」が潰れる。

人を鍛える前に、仕組みを作った方が早い。

2) 仕組みは“現場動線”が全て

机上の要件定義書じゃなくて、
実際に現場がどう動くかで決まる。

だから私は今も、現場の動線に執着しています。

3) システムは“成果”に直結する

売上が上がる、利益が残る、ミスが減る。
仕組みは経営に直結します。

だから私は「工数」じゃなく「成果」に責任を持ちたい。


今の私の仕事は、当時のAccessの延長線上にある

私はいま、AIでシステムを作る側にいます。
でもやってることは変わりません。

  • 業務を翻訳する
  • 迷いを消す
  • ミスを減らす
  • 人に依存しない形にする
  • 結果として利益を増やす

Accessで半年缶詰になって学んだのは、
“システム”ではなく 「仕組み化の筋トレ」 だったんだと思います。


まとめ:私にとって「仕組み化」は技術じゃなく“経営”

独学Access半年で基幹を自作した経験は、
私の中で「仕組み化=経営そのもの」という感覚を作りました。

AI時代になって、コードを書く手段は変わりました。
でも本質は変わりません。

現場の流れを、仕組みに変えた会社が勝つ。


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